こんにちは!スレンダー着付け®︎の「キモノ着付け教室えみた」 です。
今回のブログは、初心者さんが着物を始める時のハードルを下げたい!という想いを込めて、
「初心者さん向け基礎シリーズ」の第四回目!「帯(おび)編」をお届けします。
私も自分で着物を着られなかった時は、
「着物用の帯とゆかた用の帯は、太さが違うみたい?」
「着物によって使えない帯がある!?」
と、大いに混乱していました。
この記事では、これだけ覚えれば大丈夫!という「最初に覚えて欲しい三つの帯」
そして、帯のことが少しわかってきた後に読みたい、「帯の知識」がわかります。
最初に覚えて欲しい三つの帯
帯にはいろいろな種類がありますが、まずは3種類だけ覚えればOK!
| 帯の名前 | イメージ | 着用場面 |
|---|---|---|
| 袋帯(ふくろおび) | フォーマル | 結婚式・式典・お祝い |
| 名古屋帯(なごやおび) | おでかけ | ランチ・パーティー |
| 半幅帯(はんはばおび) | カジュアル | ゆかた・普段着 |
「フォーマルなら袋帯」
「お出かけなら名古屋帯」
「気軽に楽しむなら半幅帯」
と覚えてください!
これを踏まえて、自分はどんな時に着る着物に挑戦したいかな…と考えてもらえば準備する帯はバッチリです。
次にこの三つの帯を詳しく説明します。
袋帯(ふくろおび)
特徴
最も格式の高い帯です。
金糸・銀糸が使われており華やかで、お祝いやフォーマルな場で使われます。
サイズ
長さ:約4.2〜4.5m
幅:約31cm
仕立て方
袋仕立て:表地と裏地を合わせて、両端をかがる仕立て方
結び方
「二重太鼓」
二重太鼓はお太鼓の帯が二重になることから、「喜びが重なる」という意味があります。
使うシーン
結婚式・式典
入学式・卒業式など
名古屋帯(なごやおび)
特徴
名古屋帯は、袋帯を簡略化したものでどんな着物にも合わせられる万能帯です。
途中から幅が半分に折られて仕立てられており、 初心者さんでも比較的扱いやすいです。
サイズ
長さ:約3.5〜3.8m
幅:約30cm(手先は半分)
仕立て方
名古屋仕立て:胴に巻く部分を半分に折って仕立てる。帯芯を入れる。
結び方
「一重太鼓」「銀座結び」
使うシーン
食事会・観劇・パーティー
ショッピング・気軽にお出かけなど
半幅帯(はんはばおび)
特徴
半幅帯は、自由に結べるカジュアルな帯です。
名前の通り幅が半分くらいで、軽くて扱いやすいです。
サイズ
長さ:約3.5〜4m
幅:約15〜17cm
仕立て方
単仕立て:帯の幅で織られるので縫い目がない
結び方
「文庫結び」「貝の口」など自由に
使うシーン
浴衣
普段着物・カジュアルなお出かけなど
覚えて欲しい「三つの帯」についてのデータを詳しく書いてみましたが、
「ややこしくなっちゃいそう」という方はこの先は読み飛ばしていただいて大丈夫ですよ。
次に、「もっと知りたい」という方に向けて「袋帯」「名古屋帯」にある種類を解説します。
袋帯の種類
袋帯(ふくろおび)
金糸、銀糸や箔が使われている、織りの帯。フォーマル用
洒落袋帯(しゃれぶくろおび)
金糸、銀糸が使われていない袋帯や、後染めの生地で作られた袋帯。カジュアル用
京袋帯(きょうぶくろおび)
名古屋帯と同じ長さの袋帯
名古屋帯の種類
名古屋帯(なごやおび)・(九寸名古屋(きゅうすんなごや))
名古屋仕立てで仕立てられた帯。仕立て前の反物の幅が九寸(約34cm)のため九寸名古屋とも呼ばれる
袋名古屋帯(ふくろなごやおび)・(八寸名古屋(はっすんなごや))
仕立てあがりの八寸(約30cm)の幅で織られた地厚の生地をかがって仕立てる帯。帯芯のない名古屋帯
名古屋帯の仕立ての種類
松葉仕立て:て先の部分のみ、半分に折って仕立てる
開き仕立て:胴部分を折らずに、てから、たれまで同じ幅で仕立てる
かがり仕立て:帯芯を使わず、胴部分も折らずに、たれの部分を折り返してかがって仕立てる
袋名古屋帯の仕立て。
半幅帯の仲間
兵児帯(へこおび)
兵児帯は、やわらかい生地でできたカジュアルな帯です。
「兵児」という名前は、薩摩(現在の鹿児島県)の方言で「青年」を意味する言葉で、薩摩の若者たちが締めていたことから、「兵児帯」と呼ばれるようになりました。
現在では、大人の女性向けの兵児帯も多く作られており、ゆかたはもちろん、カジュアルな着物に合わせて楽しむ方も増えています。
ふんわりとした素材を活かした華やかなアレンジができるのが、兵児帯ならではの魅力です。
リボンのように結ぶだけで可愛らしい帯結びになるので、「難しい帯結びはまだ自信がない…」という方にも人気があります。
まとめ
帯にはややこしい種類や名前があります。
でも、最初から全部覚える必要はありません。
まずは
「袋帯」
「名古屋帯」
「半幅帯」
の3種類があることを知っておけば大丈夫。
着物を着る機会が増えてくると、
「これは袋帯だな?」
「あ、この名古屋帯はちょっと違うな。」
と自然に見分けられるようになります。
私も最初は帯の見分けができませんでしたが、実際に触れていくうちに少しずつ分かるようになりました。
焦らず、楽しみながら覚えていきましょう♪
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
さっそく、自分が締めたいのはこの帯だな!というのをイメージしてみてください。
あなたのワクワクの第一歩のお手伝いができたら幸いです。

